ウォルリョンって多分私を女とは見

「気づいていないのはユ様だけでしょう。同じ男だからあの者の目を見たらわかります。
ちょっとした心の隙間に入り込んだらやっかいです。
それから、先程のように、触れられる隙を作ってはいけません。ヨン様は嫌がるでしょう。」


「頭を触ったやつ?何の意味もないと思うけど・・。単に可愛い妹の頭を撫でた程度だと・・。」


「それが隙です。男は皆、何かしら下心をもっていると思って接した方がいいでしょう。
同級生で、親友だとしても異性は異性です。好きな女に自分以外の男がそんな事をしたら・・・。
私でしたら・・・、殴り殺すかもしれません。」

ユチョンさんそう言いながら、切れ長の綺麗な目で鋭く私を見た。
背中がひやっとして、思わず生唾を飲み込んでしまった。

え・・と、何かユチョンさんの見た目とのギャップが・・。
どこかヨンにも似ている威圧感があるというか・・。

まぁ、言われてみれば確かにヨン以外の男に触られてら気持ち悪いかも。
ウォルリョンは、友達だから大丈夫だったけど。

ノックもなく入って来たヨンが入って来て直ぐに私に声を掛けた。
「あいつが来ただと?」

多分、部屋の外に居るチュンソクさんに聞いたのね。
私が答えるより早く、ユチョンさんが口を開いた。
「私が同行して見張りました。
只、大学時代の昔話をして、これから手術のユ様を励まして帰りました。」

「ウンス。そうなのか?」

「うん・・・。」

「何もされなかったか?」

「頑張れって、頭に手を置いていったけど・・・。」

「何?」
明らかにヨンが苛つきを見せたのがわかった。
余計な事を言ってしまった...?

私は助けを求めてユチョンさんを見たけど、ユチョンさんが呆れた顔をしていた。

ヨン様失礼します。」
そう言いながら、頭を下げてユチョンさんが部屋を出た。

あ・・・ユチョンさんが逃げた。

私は、ヨンに手を引かれて、ベットの端に座らされた。
私の前には腕を組んで立つヨンが、私を見下ろしている。

「さて、どこに触れたと?」